KIDS PLUS — サービス品質・信頼性
サービスレベル目標(SLO)
本ページは、クラウド基盤上で提供する SaaS 型保育ICT「KIDS PLUS」について、信頼性・運用のベストプラクティスに示される考え方(測定可能な目標、エラーバジェット、計画メンテナンスの扱い等)に沿って整理したサービスレベル目標(SLO)です。法的拘束力のある SLA(サービスレベル契約)とは別枠であり、個別契約書と異なる場合は契約書を優先します。
稼働率(Availability)
カレンダー月単位で集計し、目標を下回った場合は原因分析・改善計画の策定および必要に応じたお客様への説明を行います。
- SLO:月次のサービス可用性 99.9% 以上(下記の除外時間・除外事象を除く)。
- 定義:認証済みユーザーが、KIDS PLUS の主要 Web アプリケーションおよび API エンドポイントに対し、定義された正常応答(HTTP 2xx/許容する 3xx)を得られる状態を「稼働」とみなします。
- 測定:マルチエリア冗長化構成の複数拠点に跨るヘルスチェック・合成監視の結果を、当社監視基盤で集計します。
エラーバジェット:99.9% の場合、月あたりの許容ダウンタイムは約 43 分が目安です。予算超過時は新機能リリースのペース調整や恒久対策へのリソース配分を見直します。
クラウド基盤の冗長化とデータ保護
KIDS PLUS は、クラウド基盤のマネージドサービスとベストプラクティスに基づき、単一障害点を避ける構成でホストします。
- アプリケーションサーバー(または同等のコンピュート):マルチエリア冗長化構成によりワークロードを分散し、オートスケーリング/ヘルスチェックによる自動復旧でアプリケーション層の可用性を確保します。
- データベースサーバー:マルチ拠点配置・自動バックアップ・ポイントインタイムリカバリ(PITR)を活用し、計画外停止時のフェイルオーバーとデータ整合性を優先します。
- オブジェクトストレージ:バージョニング・ライフサイクルポリシー・リージョン間の複製等を組み合わせ、静的アセットおよびバックアップオブジェクトの耐久性とリストア可能性を高めます。
バックアップ・復旧目標(RPO / RTO)
- RPO(目標復旧時点):データベースサーバーの自動バックアップおよびオブジェクトストレージの整合性を踏まえ、通常は24 時間以内の時点までのデータ復旧を目標(契約プラン・データ区分により異なります)。
- RTO(目標復旧時間):障害の規模により変動しますが、単一拠点/単一コンポーネント障害については数時間以内のサービス復旧を目標とします。
- 耐久性:クラウド事業者が定めるストレージの信頼性・耐久性設計の範囲内で、設計上のデータ損失リスクを最小化します。
レイテンシ
- API:主要読み取り API について、当社監視点からの計測で p99 レイテンシ 1 秒未満を目標(平常時・代表エンドポイント)。
- フロントエンド:CDN(コンテンツ配信ネットワーク)とキャッシュ戦略により、地理的遅延とオリジン負荷を抑制します。
- 除外:お客様のネットワーク、端末、ブラウザ、第三者 API の遅延は SLO 対象外です。
ISMS(ISO/IEC 27001)に基づくセキュリティ運用
- 管理体制:情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)国際規格 ISO/IEC 27001に準拠したポリシー・手順・教育のもとで、開発・運用・アクセス統制を実施します。
- 共有責任モデル:クラウドサービスプロバイダーと当社の責務分界に従い、OS パッチ、ネットワーク境界、暗号化キー管理などを役割分担します。
- インシデント:検知・封じ込め・根絶・復旧・事後レビューのプロセスを定め、重大事象は関係者へ速やかに連絡します(契約および法規制に準拠)。
計画メンテナンス
- 事前通知のうえ実施する計画メンテナンス時間は、稼働率 SLO の分母から除外します(緊急セキュリティパッチを除く)。
- クラウド基盤または上流ベンダー起因の緊急停止が発生した場合、可能な限り速やかに状況と影響を報告します。
サポート窓口の定義
以下は目標応答であり、SLA の金銭的補償条項とは別です。受付時間・チャネル詳細は契約書・運用ガイドを参照してください。
- KIDS PLUS(施設向け):契約施設の管理者・職員向けサポート。営業日・営業時間内の問い合わせ(メール/電話等、契約で定めるチャネル)に対し、原則 1 営業日以内の一次返信を目標とします。障害報告は優先エスカレーションの対象です。
- KIDS PLUS(保護者向け):保護者向けアプリの操作・表示に関する電話サポート。プランに含まれる場合、契約で定める受付時間内にオペレーターが応答し、目標として呼び出しから数分以内の着席(ピーク時は待機音案内を含む)を目指します。技術的障害は KIDS PLUS(施設向け)窓口と連携して調査します。
