キンダーガーデンこばと保育園casestudy

キンダーガーデンこばと(神奈川県厚木市)
湯浅事務局長

保育園の特色を教えてください。

子ども達の成長を見守り、足跡を未来へつなげるが保育理念です。これは平成16年度に園舎が変わることになり、その時に卒園児の保護者から「僕の足跡が消えちゃったんだね」と子どもが話していることを伺い、それから法人の原動力・理念として残すことにしました。 乳幼児の一人ひとりの人格の健全育成を日々の保育を通じて行い、人の気持ちがわかる優しい心、頑張れる強い意志、創造性豊かな心情を育てることを保育目標として地域からも信頼される保育園づくりを行っています。

 

導入前はどのような業務フローだったのでしょうか。

保護者に登降園の時間を紙に書いてもらっていました。お迎えの時間が重ねってしまうとどうしても混雑してしまっていた。並んでいて延長時間にかかってしまうこともしばしばありました。

 

導入前の課題を教えてください。

保育者がパソコンを使い慣れていなかったことです。パソコンを立ち上げられなかったり、立ち上げても操作できない職員もいました。

 

システム化のきっかけ・kidsplusを選択した理由はなんでしょうか。

数年前に東京の保育園へ見学に行ったときに、登降園がシステム化されていて「そのうちしないといけない」と考えていましたが、なかなか合う物が見つかりませんでした。そんな時に知人の保育園を訪れると登降園システムが入っていて「これだ!」と思いました。 保育者と保護者の両方が楽できるシステムでコスト面もちょうどよかったです。また、利用したい機能をカスタマイズできるのも決める理由になりました。

 

導入後大変だったことはありましたか。

ネットワークがつながらないことがあり大変でした。初めの1か月は微妙な修正が必要だったことです。

 

職員の反応はいかがでしたか。

当初は紙がいいという声もありました。しかし思ったよりスムーズに受け入れてくれました。各クラスに1台パソコンを設置したのもよかったと思います。

 

運用方法について教えてください。

登降園を保護者にしてもらい、未処理やかざし忘れ等を15分から30分くらいで全クラスの分を主任が行っています。

 

保護者・子どもの反応を教えてください。

保護者の方からは「すごいですね!」「いいですね!」という声が上がっていました。カメレオンコードをかざしたときの音を変えられる事にも驚いていていました。子どもたちも音の真似をしたり、カメレオンコードをかざしたがったりしていて楽しく登降園をしている姿が見られます。

 

導入後の変化・効果はありましたか。

請求書作成が8時間程度かかっていたものが2~3時間ほどに軽減されました。

保護者にとっては、その場にいる時間が短くなりました。また、「登降園の時間が携帯で見れて良い」と話をされている方もいました。

 

特に効率化された部分はありますか。

請求とか登降園の管理が楽になりました。そのまま出席簿を印刷できるのがよかったです。

 

今後の課題や保育の展開があったら教えてください。

文章を書くというのが難しくなってきているので選択式にしていけたらいいと思います。例えば、今日の様子などを良い、普通、悪いなど3段階で選択できるようにしたいですね。 連絡帳を育成歴のようにしているのでその部分を効率化していけたらと考えています。
今後、保育所の増設は考えています。要望があれば積極的に関与していきたいと思っています。

 

今後望む機能はありますか。

一時保育の機能が欲しいです。また、登降園~請求管理のフローをもっと効率化をしてほしいです。

 

システム化していない施設に伝えたいことはありますか。

確実に保育への時間がさけると思います。今までは同じような書類を何枚も書いていたのを一回打ち込むことによって振り分けていけます。例えばここまでいったら変えようというのは思ったより努力がいるので大変です。慣れていくことで変化に対応していって気づいたら大きな変化になっているという流れだと感じますね。 また、コスト的にも段階的に使いたい機能を使っていけるのもkids plusのメリットではないかなと思います。セキュリティにも準拠しているので安心できる部分ですね。