レイモンドみてじま保育園casestudy

レイモンドみてじま保育園(大阪市西淀川区)
松並園長

保育園の概要・特色を教えてください。

みてじまは0~2歳の乳児専門の保育園なので、育児担当保育を行っています。主に食事と排泄を同じ保育士が0歳では3人、1歳では5人を見ていきます。そうすることで特定の大人に対する信頼感が生まれ、それが他者への信頼・自己肯定感につながると考えています。日本文化について体で感じてもらうように季節に合った食事や催事なども行っています。0~1歳は生活が中心ですが、2歳になると、月二回ずつ体操教室とリズミック、運動会、芋掘り遠足と水族館への遠足、餅つきやブリの解体、いろんな種類の魚のふれあいなど様々な行事があります。

 

導入前の業務フローや困っていたことは何かありますか。

補助金を使って動き出しました。大阪市が登降園時刻表や出勤簿をもとにして延長保育の提出物などを自動で作りたいという仕組みづくりをしていました。以前のシステムでは、ストレートにデータの利用ができず、変換に手間がかかっていましたが、kids plusは柔軟な対応力があり、将来性を感じました。

 

導入のきっかけ、kids plusを選択した理由はありますか。

書類のセンスもいいと思いますし、タブレット仕様も使い勝手がいいと思います。

 

職員の反応はいかがですか。

覚えるまでが大変であしたが、覚えたら使いやすいと感じています。

 

保護者や子どもの反応はいかがですか。

ピンポーンとなるのが楽しいようで喜んでいる姿がみられます。子どもがカメレオンコードをかざして登降園している姿も見られます。

 

システムを導入して特に効率化された部分はありますか。

登降園のデータをExcelデータではきだせるところが特に効率化されました。タッチパネルで今まで登降園していたシステムより反応もよく、運用しやすい感覚を持ってくれたと思います。時間短縮にもつながっています。

 

今後望む機能や要望はありますか。

書類をいろんなものに対応してもらえたら嬉しいです。例えば、指導計画にウェブ型の図を組み込めたらいいなと思っています。

 

システム化していない施設に伝えたいことはありますか。

ICT化により書類作成などの業務を大幅に軽減できます。そこに至るまでは時間がかかるかもしれませんが、そこに踏み出す一歩が必要だと思います。ICT化を進めるためには、Googleのアンダーザテーブルのような仕組み(メインの仕事をしながらも20%は自分で必要なソフトを作ることも認める。そういうことでできたソフトが出來がいいから。)も必要ですし、職員のICTリテラシーやスキルを高め、無関心を関心に変えていくことが重要なのではないかと思います。